何かのバイアスの話

最近気がついたことがありまして、誤字脱字の話です。

自分は誤字脱字しない人だと思っていたんですね。 だって、文章を書くときは間違いがないか注意してきたし、これまで書いた文章も間違いなかったしって。
自信もあったわけです。

ところが、、

ふとしたきっかけで自分がslackで書いた文章を振り返って読んでみると、結構あったんですね。誤字脱字、、
あるときは、「問題ありません」が「問題あります」になっていたりとか。それまでの会話の流れで間違いだとわかってもらったものの、意味的に全く逆ですからね。。コミュニケーションがslackなどの文字ベースになっているので、文章を書く頻度も増えていると思いますし、単位時間あたりで量も求められてくるので急ぎもしているんだろうと思います。

結局、自分は誤字脱字が少ない方だと思っていましたが、単純に計測していないだけで、誤字脱字していることに気がついていないだけだったというオチでした。

同じことがシステム開発にも言えると思っています。
リスクに対して確認したし、対策も打っていた。だけど、リスク自体の評価が間違っていたなんてことが起こり得ると思っているんです。リスク自体に気づいていなければ、気づくための施策を打ちましょうってできるんです。ただ、そもそもリスクに気づいていたけれど、事象そのものを勘違いしていたって事前に気づきづらいですよね。
念の為に(対策をしていて大丈夫だと思うけれど) 他のチームメンバーと認識を合わせようとか、実際に試してみようって大切ですよねって再確認しました。