子供版NISAで5年後の扱いがよくわからないのでもう一度整理する

そろそろ子供の貯金用の口座を作って、頂いた出産祝いをまとめておこうかなとおもったときに、子供版NISAの活用を考えました。 ただ子供版NISAの5年間の投資枠を使い切ったあとがいまいちよくわかっていなかったので、調べてみました。

子供版NISAの基本情報は、いろいろなまとめがあるのですが、

子ども版NISA(ニーサ)とは?

上記のサイトとかわかりやすかったです。

あとこんな資料もありました。(要望だから位置づけがよくわからないけれど。。)

http://www.fsa.go.jp/news/26/sonota/20140829-9/01.pdf

結局通常のNISAと違うところは以下かなと。

・20歳未満が対象  
・80万円×5年間の非課税の投資枠がある  
・18歳になるまで引き出せない(引き出したら過去分にさかのぼって課税される)  

よくわからないのは、5年間の非課税期間が終わった後、どうなるのかです。
特別な口座に移されるのか?
ロールオーバーしたとして、ロールオーバー先の投資期間が終わっても20歳になっていなかったら?

とかいろいろ考えながら、調べていたら、以下のサイトが見つかりました。

http://www.jsda.or.jp/sonaeru/oshirase/files/jr_nisa_qa.pdf

ポイントとしては以下のとおり。

・課税ジュニア口座と非課税ジュニア口座が作られる。  
・課税ジュニア口座も非課税ジュニア口座も18歳まで引き出せないという払い出し制限がある。  
・非課税ジュニア口座での売却代金や配当などは、課税ジュニア口座へ。  
・売却代金や配当などで得た課税ジュニア口座の現金は、年80万円の範囲で再投資可能。  
・非課税ジュニア口座の5年後は新しい非課税枠か、継続管理勘定へロールオーバーすることができる。  
・継続管理勘定は、1月1日時点で20歳になる前年の12月31日まで非課税にて運用可能。  

つまり、継続管理勘定を使えば、0歳時点で購入した80万円の商品はずっと大人版NISAに移すまでずっと非課税!!!!ってことですね!
このサイトとかのイメージがわかりやすいかも。

NISA制度改正について : NISAポータルサイトトップ : 三井住友銀行

たとえば、以下のような感じかなと思います。

2016年ジュニアNISAの開始時点でみずほの株を80万円分買いました。 計算の都合上3000株。1株あたり7.5円の配当として、年間22500円。 通常の口座だと、20%の課税で、4500円取られていましたが、それが0! 18年間運用したとして、81000円得することに!

ロールオーバーできるのは80万円の枠以内らしいので、値上がりしてロールオーバーするときに評価額が100万になっていたときとか想定どおりいかないですけどね。。(いや、値上がりだから嬉しい悲鳴ですね。)

デメリットはやっぱり途中で引き出せないことですよね。。
あと新規の非課税枠がなくなる2014年以降、継続管理勘定の期間は、再投資できないのもあると思います。これぞ本当の塩漬け。。ここが売り時だ!!ってときに売るとか?でもその後は1円も増えないから、定期貯金より利率が低い。。。

なんやかんや調べましたが、結局、よく考えたら我が家では大人版のNISAの投資枠も使いきれていないので、自由が利くそちらを使って運用しようかなぁとか考えています。制度も変わる可能性が高いですし、課税の20%もどうなるかわからないですしね。ちょっと前まで10%でしたし。

どうでもいいけど、このブログは技術ブログだったような。。まぁいいか。。